第48回衆院選が10月22日、投開票が行われ、自民党が単独で過半数(233議席)を獲得した。だが、今の小選挙区制の選挙には、一票の格差問題など、いろいろ課題があることが言われている。地域市民とともに草の根から新しい選挙制度をつくろうと取り組んでいる城倉啓氏(バプ連盟・泉バプテスト教会牧師)は、今回の選挙をどう見たのか。城倉氏に寄稿してもらった。
「公正」(ヘブライ語ミシュパート)が問われている。勝ち負け以前の問題として、土俵そのものの歪みが深刻だ。この選挙制度のもと、私たちは「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」うるのか(日本国憲法前文)。(11月5日号で詳細)