東日本大震災から6年8か月が経過した。地震と津波によって甚大な被害を受けた、石巻市ではキリスト教会、団体が幅広く支援を続けてきた。
今年、様々な教派、団体、地域との連絡に尽力した石巻クリスチャンセンター(ICC)の建物が完成した。元々の土地にあった基督兄弟団石巻キリスト教会の礼拝活動とともにICCの活動の場として、超教派でも利用される予定だ。

11月11日に献堂式を取り行った。市内外、国内外から活動に関わった人々が一堂に集って祝い、今後への期待を述べ合った。


基督兄弟団理事長の小平牧生氏がエペソ4章16節から「備えられた結び目として」と題して説教した。

北野献慈氏(ICC副理事長、広島福音自由教会牧師)が司式。開会祈祷はICC理事で基督兄弟団石巻キリスト教会牧師の長内慶満氏が務めた。
北野氏がICC経過報告、ICCフィールドディレクターの中橋スティーブン氏が工事経過報告。


ICCメンバーも関わるビーワン教会の協力で、ビーワンキッズからの特別賛美もあった。
ICC理事長の高田正博氏(日本長老伝道会)が挨拶し、施工、設計会社の代表者に感謝を伝えた。

ICC理事構成団体は基督兄弟団理事会、日本長老伝道会、日本福音自由教会災害支援対策本部(後に有志教会が引継ぎ)、リーチグローバル(米国福音自由教会海外宣教局)、基督兄弟団石巻キリスト教会。の協力が中心となり、広く超教派で働きが進められた。祝辞では大友幸一氏(保守バプ・塩竈聖書バプテスト教会牧師)、関川祐一郎氏(日基教団・石巻山城町教会牧師)が挨拶したほか、茶話会でも各地の教会、団体の代表者が話した。

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