群馬県沼田市でひと足早く イエスの光 闇に輝く 猿ヶ京キリスト教会 ゴスペルクリスマス
群馬県沼田市で11月26日、ひと足早いクリスマスが開かれた。単立・久遠キリスト教会(三浦真信牧師)のブランチ、猿ヶ京キリスト教会(代表者・梅澤俊二)主催の「ゴスペル クリスマス」(場所/ホテル・ベラヴィーダ)だ。
第1部はクリスマス礼拝で、ヨハネ8章から三浦牧師がメッセージ。「イエスは光に例えられる。光は暗闇の中で輝く。イエスは不倫の現場で捕らえられた姦淫の女に『私はあなたを罪に定めない』と言われ、女の心の闇に光を照らされた。神は、私たちを暗闇の圧政から救い出し、愛する御子のご支配の中に移してくだる方(コロサイ1・13参照)。皆様の闇に光を当ててくださる。このクリスマスがイエス・キリストと出会い、いのちの光を持つきっかけとなるように」と語りかけた。
第2部はランチタイム。ホテルのコース料理を味わいながら、ゴスペルクワイアの賛美、クリスマスキャロルなどの賛美に合わせて踊るゴスペルフラダンス、タンバリンダンスを楽しんだ。
第3部はオペラ歌手の稲垣俊也によるクリスマスコンサート。「久しく待ちにし」「アヴェ マリア」「長崎の鐘」などを、声量溢れるバスバリトンで歌い上げるとともに、ユーモアたっぷりの話術で会衆を魅了。「イエス様が私たちの罪の身代わりになって、手かせ足かせになってくださったことによって、私たちは自由にはばたくことができるのです」と福音を語った後、バッハの「クリスマスオラトリオ」から「照らしませ、暗きわが魂」を賛美した。
猿ヶ京キリスト教会は50年の歴史があり、「ゴスペルクリスマス」は今年で15回目。代表者の妻、梅澤由実子さんがフラダンスを教えていることもあり、お披露目も兼ねてフラダンス仲間が多数参加する。当日は70人が集ったが、そのほとんどはクリスチャンでない人たちだった。この日、「どこよりも早いクリスマス」は、暗闇を吹き飛ばすほど活気に包まれていた。