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 熊本を1回目の地震が襲ってから2年目を迎えた4月14日、熊本YMCAは、「4・14熊本地震復興祈念プログラム」を、熊本市中央区新町の熊本YMCA中央センターで開いた。(レポート・福山裕敏=公益財団法人熊本YMCA指定管理事業部部長、御船町スポーツセンター所長)
 熊本YMCAでは、「今までも 今からも 熊本YMCAとともに」と題して復興祈念プログラムを企画しました。2回目の4月14日を迎えるにあたり、セレモニー形式で、震災当時のことを振り返るだけではなく、復興への歩みを進めるための振り返りと震災経験を今後の防災に活かすことができるような内容をテーマに、震災支援現場での動きを含めた基調講演と防災ゲームを用いたワークショップを行うこととなりました。
 第1部の基調講演では、地震発生当時、災害ボランティアセンターの運営に携わられた熊本県社会福祉協議会の桂誠一氏に、災害ボランティアセンターの成り立ちから近年活動が行われた災害ボランティアセンターについて、実際の経験をもとにご講演いただきました。
 第2部では、参加者が災害の当事者となり、様々な問題をどう判断するかをカードゲーム形式にしたワークショップ「クロスロード」を、くまもとクロスロード研究会の徳永伸介氏と研究会によるサポートで実施しました。(4月29日号で詳細)
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