こころに響くブルージーな「弦詞人」 普通の人が共感 弱さも過去も証しに
野田さん(左)と高槻さんのユニット「弦詞人」
「弦詞人」の歌はやさしい。時々かすれるブルージーな声がやさしいのか、言葉がやさしいのか。疲れているときに聴くとなんだか安心する。後ろから支えてくれるような、そんな歌だ。昨年ファーストアルバムを出した「弦詞人」は野田修司さんと高槻壮さんのユニット。作詞作曲、歌はほぼ野田さん、ギターを担当するのが高槻さん。東京の立川で野田さんに会った。野田さんに会うのは2度目。180㎝と長身で、この日は同席できなかった高槻さんも背が高いというから2人が並んだらさぞ迫力あるだろう。【中尾祐子】