日本のキリスト教界を牽引してきたリーダーから若いリーダーへの信仰継承を目的とした 「TORCHバトンタッチ」(同宣教大会実行委員会主催)のプレ大会が5月12日、東京・台東区上野の上野の森キリスト教会で開催。中村穣氏(飯能の山キリスト教会牧師)率いる賛美チームによる賛美の後、国内外から注目を集めている若手シンガーKenta Dedachiがギター弾き語り、繊細で透明感のある歌声で自身の信仰を歌で表現、会衆を魅了した。続いて中村氏がペテロの手紙第一2章から、「苦しみの向こう側にある希望」と題してメッセージした。
 「TORCH」開催のきっかけ、経緯について発案者の重田稔仁氏(上野の森キリスト教会牧師)は、こう話す。「昨年5月に開催したルカ15章の放蕩息子の弟と兄の和解をテーマにした宣教大会が始まり。その後、長い間交わりを持てなかった牧師と不思議な形で和解がもたらされた。日本の教会にある世代間の和解が進んでいったら、難しいと言われてきた日本の宣教が進んでいくのではと思った。そのアイデアをゴスペルナイトNEXT、リフォユース500の関係者にシェアしたら、やりましょうと」
 6月16日、東京・新宿区百人町の「TORCH」本大会では、大川従道氏(大和カルバリーチャペル主任牧師)、岸義紘氏(ミッション2001伝道者)のメッセージに30代の田所滋郎氏(日基教団・富士見丘教会主任牧師)が応答する。重田氏は、「これは礼拝です。ぜひ参加してください」と呼びかけた。