300人の子どもらにチャイルドサポーターを 日本国際飢餓対策機構
国連機関の統計「ユニセフ子供白書2017」によると、小学校にさえ通えない子どもが世界で6千100万人と、前回よりも200万人増となった。これは世界の飢餓人口が、減少から再び8億人(2017国連統計)に増加したこと、また武力紛争の拡大が貧困からの脱却を遅らせ子ども達の環境を悪化させている点も影響しているという。
1987年以来、10か国で1万人以上の子どもたちに教育支援を行って来た日本国際飢餓対策機構(JIFH)のチャイルドサポーター(旧・世界里親会)は、現在、ウガンダ、バングラデシュ、フィリピン、カンボジア、ボリビアの5か国計千800人の子どもたちを支援。だが、その中にはまだサポーターがいない子どもが約300人おり、「この子どもたちは、サポーターと出会って、個人的な励ましや手紙や成長記録などの交流を願っている」という。
JIFHのチャイルドサポーターは、この300人の子どもたちのためのチャイルドサポーター支援の参加を呼びかけている。
支援は、支援地域の特定の子どもとつながり、交流をしながら成長を見守る励まし手になること、その地域で行われる活動を支援すること。また子ども一人につき月々4千円を支援。支払い方法は各種用意。クレジットカード利用も可能。申し込み方法は、▽JIFHチャイルドサポーター事務局に電話での申し込みTel072・920・2226、▽専用サイトからの申し込みURL https://child.jifh.org 問い合わせは同事務局まで。(写真提供=JIFH)