モンゴルの〝マンホール・チルドレン〟が安心して暮らすことができ、将来の自立を目指した生活訓練を受けられるホームを、モンゴルの教会を通して作るプロジェクト「モンゴルキッズの家 マンホールチルドレンを支える会」が設立され、本格的に始動。そのプロジェクト発足記念礼拝が7月27日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センター4階東京プレヤーセンターで開かれた。発起人は、同プロジェクト代表の高見澤栄子さん(トーチ・トリニティ神学校宣教学教授)。NHKの番組でモンゴルのマンホールに住む3人の子どもを見て、「いつかこの子たちを助けることができるように」と祈り始めた高見澤さんは、20年後に映像の子と対面。彼はクリスチャンになっていた。
 同プロジェクトでは、現地教会と協力して、こども8人が住めるグループホーム「モンゴルキッズホーム」の建設を計画している。目標はホーム4つを建設すること。それには3千数百万かかる。しかし、高見澤さんは、「千人が1年に1万円献金すれば1千万、3年間で3千万になる」とし、千人による祈りの輪と献金者を募る「Dream Together 1000」を推進している。第一期は600万円で、2018〜19年の間にグループホーム1号を建設したいと願う。並行し、子どもたちの育児、教育に関わるスタッフやボランティアの育成もしていきたいという。
 同プロジェクトでは、祈る人、広める人、募金する人、ボランティアする人など、様々なサポーターを募集している。
 詳細はURL https://mongoliakidshome.wixsite.com/home で。連絡先はEメールeikotakami@hotmail.com(高見澤) (8月12日号で詳細)