最近、シェアハウスが日本で注目を集め、キリスト教会にも広がり始めている。2011年に始まったグレイスハウスは、まさに聖書を土台としたミッション・シェアハウスの先駆けと言える。石原和恵さん(前代表)のビジョンにより、愛知県名古屋市で宣教団体の集会や滞在に一軒の家をゲストハウスとして提供する形で始まり、14年から本格的にシェアハウスとゲストハウスを運営。現在は愛知、東京などで直営ハウスやパートナーハウスを展開している。2018年10月には、代表が石原さんから石橋憲さんに交代し、スタッフの山田風音さん、柴垣雄太さんとの3人体制で、新たな出発をした。3人に話を聞いた。
 シェアハウスとは、一戸建ての家や、マンション一戸を複数の人と共有して生活する所だ。一人一人個室を持っているが、キッチンやリビング、トイレや風呂などは共有。個々のプライバシーが守られると共に、共有スペースで一緒に料理を作ったり、食事や会話を楽しみながら仲間とくつろげるなど、一人暮らしにはないつながりがある。またキリスト主義のシェアハウスでは、共に聖書を学びお互いのために祈り合い、問題があっても聖書のことばを土台に解決を図ることができる。グレイスハウスは、まさにそんなミッションを土台としたシェアハウスだ。(2019年1月9,13日新年合併号で詳細)