クリスマス前弾圧の中国家庭教会から「不服従」の宣言 日本でも祈り呼びかけ
【CJC】中国・成都の非公認教会『秋雨聖約教会』で12月16日、信徒約60人が公園で野外礼拝中に警察に拘束された。同教会では9日に牧師や信徒ら約100人が拘束され、会堂が閉鎖されたため、公園に集まったと見られる。
朝日新聞などの報道(12月26日電子版)ではクリスマス・イブの24日にも、警察が書類、パソコンを押収したという。
日本でもミッション・トゥー・ザ・ワールド(MTW)の中国宣教団体であるチャイナ・パートナーシップで共有された祈祷課題を、キリスト聖書学園(愛知県名古屋市)の宣教師の堀田正邦さんらが翻訳(以下、PDFリンク)し、祈りを呼びかけている。
米福音派誌『ワールド・マガジン』によると、16日、信徒たちは公園で、賛美歌を歌い、祈ったりして、野外の日曜礼拝をささげていた。また『ハイデルベルク信仰問答』の第1問「生きるにも死ぬにも、あなたのただ一つの慰めは何ですか」と、その答え「わたしがわたし自身のものではなく、体も魂も、生きるにも死ぬにも、わたしの真実な救い主イエス・キリストのものであることです」を朗読していた。
しかし警察はこの野外礼拝を中止させ、礼拝を導いている3人を拘束した。さらに、近隣にある大学の構内で集会を行っていた信徒たちも連行されたという。□
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