建築特集 3か月かけ大規模修繕工事実施 日本福音ルーテル教会宣教百年記念東京会堂
東京・新宿区大久保にある日本福音ルーテル教会宣教百年記念東京会堂(東京教会)=関野和寛牧師=は昨年、約3か月に及ぶ大規模修繕工事を実施。5月に開始し、7月末には完了した。
東京会堂は、以前の会堂を全部取り壊し、日本福音ルーテル教会全体の会堂として1996年6月に建て替えられたものだ。それから20年が過ぎた2017年、全体的な経年劣化による大規模修繕時期を迎えているとして、設計者の西村晴道氏(西村建築設計事務所代表、静岡教会員)の協力を得て修繕の検討を始め、同年7月、専門業者に建物全体の劣化状況の調査を依頼。その結果、建物外装の亀裂やさび、礼拝堂正面などのタイルの浮きが多数あることが分かり、早急に修繕が必要であるとの判定を受けた。
この調査結果を受け、2018年1月の総会で承認を得、約4千万円をかけて外装全体と礼拝堂正面タイルの補修を含む大規模修繕を実施。(2月17日号で詳細)