8月末、福岡県、佐賀県、長崎県に記録的な豪雨が襲い、各地に甚大な被害をもたらした九州北部豪雨を受け、九州キリスト災害支援センター(九キ災)は8月31日に熊本ベースディレクターの諸藤栄一さんを浸水被害が大きい佐賀県に派遣し、現地教会チームと共にボランティア作業を実施。当日は床上浸水被害で腰近くまで浸かった武雄市志久地区の家屋の家財移動作業を、武雄市内の家の教会のメンバーと一緒に行った。
 9月2日にはボランティアチームを派遣。武雄市社会福祉協議会から7人、九キ災5人、家の教会の宣教師の計13人で作業。「家財搬出、仕分け、搬送とそれぞれが与えられた役割をこなした」。また、来日中のシンガポールの教会チームも現地入りし、クラッシュジャパン協力スタッフの佐々木美和さんも合流、意見交換を行った。
 九キ災は「信徒宅も含め、多くの家で床上浸水被害があり、今後のボランティアの必要がある」とし、佐賀県の教会と協力し、佐賀ボランティアセンターの開設を準備中だ。
 九キ災では支援金を受け付けている。ゆうちょ銀行の①振込口座=記号17420 番号81598531 ②振替口座01720・5・169579 ③三菱UFJ銀行福岡支店の普通預金=店番652 口座番号2613361(①〜③のいずれかを選択、口座名義人は「NPO法人九州キリスト災害支援センター、「九州豪雨災害支援金」と明記。