近代以降、上質な文化を発信続けてきた東京・中央区銀座。ここで、ドイツのクリスマス・マーケットの雰囲気を全館で再現しているのが教文館だ。9階のウェンライトホールで開催中の「ハウスオブクリスマス」ではヨーロッパ直輸入のグッズを満載する。ストローオーナメント、スズの壁掛け、シュトレン、スノードーム、降誕セットなどいくつかのグッズには解説も添えられ、クリスマスの理解を深められる場所にもなっている。国内の作家に今回特別に制作してもらったアクセサリーなどもある。 担当の長井史音さんは「かつてドイツのマーケットに行ったことがあるという人も楽しみにしてくださる。今は体が弱ってなかなか行けないという人も喜んでくださる」と語る。ハウスオブクリスマスの「ハウス」には、「キャンドルに灯された火を分けるように、ここで灯された火を、自宅でも灯してもらいたい」というの思いも込められている。

 4階の用品店「エインカレム」でも、クリスマス用品がぎっしり並ぶ。最近好まれているのは、国内の国内の様々な修道院で作られたお菓子類とのこと。3階キリスト教書店でもクリスマス本のほか、「心やさしい木のおもちゃフェア」を開催。それぞれ25日まで。21日には一階入り口付近でハンドベル演奏がある。6階児童書類を専門にする「ナルニア国」では第一回国際アンデルセン賞を受賞した絵本作家アロイス・カリジェの展示が開催(2020年1月5日まで)されている。

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