2015年07月05日号 1面 を読む

追悼集会

写真=沖縄バブテスト連盟「合同平和祈祷集会」。平和への思いをキャンドルの灯に託した

6月23日沖縄は、20万人以上が犠牲になったと言われる沖縄戦から70年の節目の年となる「慰霊の日」を迎えた。70年前のこの日、沖縄防衛第32軍司令官牛島満中将が自決し、4月のアメリカ軍本島上陸によって開始された戦闘が、組織的には終結したとされるが、その後も兵士以外の一般人をも巻き込んで、多くの犠牲者を生んだ。

今年も沖縄では、県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われるとともに、各地で遺族らにより慰霊祭などが行われたが、キリスト教界でも、この日を覚え、キリスト者として平和を生み出していくための集会が開かれた。【髙橋昌彦】