【新型コロナ関連】「困難な時こそ伝道したい」集会制限しつつ炊き出し、食料配布支援拡大 横浜カナン・キリスト教会


「日々何とか食いつないでいる野宿者が大変」。単立・横浜カナン・キリスト教会(佐藤・徐蓮煕〔ソ・ヨンヒ〕牧師)は、大勢が集まる集会は制限しつつ、炊き出しや食料配布などの支援を拡大している。毎週木曜、土曜に実施していた路傍伝道集会を、炊き出しにしぼって実施。火曜夜だけ実施していた、おにぎりやパンを持ってのパトロールは、月曜から土曜まで毎日するようになった。「週2回では不十分なので、何とか7、8人のスタッフでほぼ毎日やれるようにした。4月に入っても寒い日が多い。新型コロナだけでなく、風邪を引かないように、マスクを配ってあげたい。そして新型コロナが終息するように」と祈りを要請した。
毎回出発前には、祈祷会を必ずして出発。火曜から土曜は早天祈祷会をしている。日曜は100人以上が集まる礼拝は中止したが、少人数の礼拝は継続。「祈らないでは何もできない」からだ。
「このような困難のときこそ伝道したい」と話す。パトロールでは、食事やお菓子とともに、聖書を配布したり、祈りもする。「伝道できるのは地上にいる間だけ。人間は無力。祈らないと伝道できない。彼らは主が来られるのを待っているのです。そして主は手足となる者を求めています。ピンチがチャンス。箴言17章17節、19章17節のチャンスです。人生の悲哀のただ中に主が私と共にいる幸いです」
「困窮している人がいたら、一言『どうですか』と声をかけてみて」と勧める。
「メッセージができなくてもいい。あめと聖書を渡すのでもいい。一度できれば次からもっとやりやすくなる。マタイ25章45節にある通り、最も小さな者にしたのは主にしたこと。支援をしている人を支えることでもいい。愛に生きる人生は価値がある。困難があるからこそ意味がある。神様が共にいるを体感できる感動的な人生を生きませんか。ハレルヤ!」