「生命と暮らし第一に」オンラインで憲法集会 ICU元教授、稲氏らスピーチ
憲法記念日を迎えた5月3日が静かに迎えられた。
5・3憲法集会(同実行委員会)は例年、有明防災公園で数万人規模(昨年は6万5千人=主催者数字)で開催されているが、新型コロナ感染拡大を受けて、今年はオンライン開催に変更。国会正面前から中継した。
国際基督教大学元教授の稲正樹さん(憲法学)はコロナ禍とともに、憲法13条、25条などから、生命権、保障を重視すべきことを述べた。コロナ禍後も集会言論の自由が衰えないようにと人々を励ました。
堀潤さん(ジャーナリスト) 、浅倉むつ子さん(早稲田大学名誉教授) もスピーチ。一人ひとりを大切にする対話のプロセスの尊重を勧めた。
古今亭菊千代さん(噺家・真打)、山口二郎さん(法政大学教授)や福島、沖縄の市民運動の代表者からもメッセージが寄せられた。