熊本南部豪雨災害 九キ災支援活動開始 人吉市、薩摩川内市の教会、信徒宅で床上浸水
7月4日から5日にかけて熊本県南部を襲った豪雨は、球磨川氾濫による浸水被害もあって、熊本県人吉市、葦北郡、鹿児島県薩摩川内市の教会や信徒宅に被害が出ている。被害状況は以下の通り。
人吉バイブル・プロテスタント基督教会(森下薫牧師)は床上浸水し、7月6日現在停電中で、車も水に浸かり使用できない状況。トータル・人吉神愛キリスト教会(土肥洋子牧師)は、土肥牧師が4日早朝5時に避難。教会は高台にあり浸水は免れたが、牧師宅は完全に水没。アッセンブリー・人吉キリスト教会(大﨏浩嗣牧師)は信徒宅で床上浸水、イエス栄光芦北教会(松岡欣也牧師)は信徒宅で浸水被害。水俣福音キリスト教会(神薗悟牧師)は、教会には被害はなかったが、地域の一部の人が教会に避難している。希望キリスト教会川内チャペル(松本貢牧師)は床上浸水に遭った。
九州キリスト災害支援センター(九キ災)は4日、熊本ベースを「九州南部豪雨災害対応拠点」とし、安全を確認しながら、視察、情報収集、資材の移動を開始。6日に市来雅伸本部長、諸藤栄一熊本ベースディレクターを現地視察に派遣し、人吉バイブル・プロテスタント基督教会を訪問、支援物資を届けた。「人吉市にあるともしび聖書キャンプ場の松崎義治スタッフが加わり、地域の人々に支援物資を配布した。支援にかけつけた熊本東聖書キリスト教会(豊世武士牧師)の皆様とも共に支援活動ができた」という。