記憶共有し破局越える 宗教者、市民らで「日韓和解と平和プラットフォーム」

アジア太平洋戦争から75年、朝鮮戦争から70年を迎えた今年。東アジアでは米中対立が激しさを増し、朝鮮半島の緊張が続く。日韓関係においても政府間対立がある。そんな中、日韓の宗教者、市民団体が対話を通して、政府間対立を乗り越えようと、「日韓和解と平和プラットフォーム」を7月2日に発足させた。同日開かれた発足式は韓国のソウル韓国基督教会館で開かれたが、コロナ禍のため、日本側はオンラインで出席。日本側では日本キリスト教協議会につらなるプロテスタント、およびカトリックをはじめ、諸宗教、市民団体の関係者らが参加した。
◇  ◆  ◇
発足に際して宣布された宣言文では、「両国間の和解と平和、さらには東アジアの非核平和のための『共同の家』(Common House)を建設するという目標の下、民間の協力と連帯を強化することに最善の努力」するとある。
同プラットフォームでは日韓双方の視点から、、、、、、

2020年8月9日号掲載記事