1月24日号紙面:超教派で支援活動を継続 代々木公園通路チャペル
形態、食料提供の仕方変え超教派で支援活動を継続 代々木公園通路チャペル
東京・渋谷区の代々木公園の南門入口近辺で毎週土曜日朝と月曜日午後、ホームレスの人たちに対する支援活動が続けられている。国内外のクリスチャンが関わる超教派のネットワーク「ココロケア東京」が開催している「通路チャペル」だ。
この支援活動は、新型コロナの感染が拡大し緊急事態宣言が出た2020年4月頃に土曜日を一時停止し月曜だけにするなどの時期もあったが、感染予防対策をしながら継続してきた。
12月26日土曜朝の通路チャペルを訪れた。礼拝は7時半からだが、20分前にはすでにホームレスの人たちが道路沿いに並び始めていた。
礼拝は賛美と祈りから始まり、通路チャペルの奉仕者の一人木村えいすけさんがメッセージ。「罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」(ローマ6・23)を引用し、「最後まで残るものは永遠のいのち。世の中がどうあろうと、永遠のいのちをいただき、唯一のまことの神に信頼すると、それが生きる力となり、希望が持てる。私たちの罪を贖ってくださったイエス様を信じて、永遠のいのちを受けてください」と語りかけた。
メッセージの後は六つほどのグループに分かれ、当日聞いたメッセージの分かち合いをした。その後、礼拝に参加した人たちに袋詰めされたパンやお米、缶やペットボトル入りのコーヒーが手渡された。