【関西だより】 「四の五の言わず一歩踏み出そう」塩屋聖会オンラインで鎌野校長

第86回塩屋聖会(塩屋聖会委員会主催)が、5月3〜5日にオンラインで開催された。昨年秋に新校舎の第1期工事が完了した関西聖書神学校から配信。美しい校舎の映像も流された。

今年のテーマはイザヤ書から「見よ、新しいみわざ」。3日間で6回の説教、賛美、証しが世界中に発信された。

最終日の宣教大会は関西聖書神学校校長の鎌野直人氏が登壇し、創世記11章27節〜12章9節から「主の招きと約束に応える」をテーマに説教した。

「コロナ禍にある今の私たちも、アブラハムの時代も、世界は同じように問題だらけでした。人としても問題だらけだったアブラハムに、神様は私が示す地に行けと言われた。“四の五の言わずに行け。第一歩を踏み出せ”と。私たちの最大の失敗は、失敗を恐れて踏み出さぬことです。神が『私がする』と、おっしゃっているのに」

「アブラハムは地上で神の祝福のしるしとなり、彼を仲介にあらゆる人を祝福しようとされた。私たちの存在も、神の祝福の媒介です。神はあなたを通して、祝福に満ちた場所に変えようとされるのです。神の祝福を、ボールをパスするようにパスすることこそ宣教。キリストの声をさやかに聴いて、一歩踏み出そうではありませんか」

最後に聖会委員長の工藤弘雄牧師が「聖会の恵みにあずかり、共にきよめられ、主と隣人と教会に仕えるお互いになってほしいと願います」と、締めくくった。
「塩屋聖会」で検索すれば視聴できる。