【CJC】米国で新型コロナワクチン接種運動が始まり半年以上経過したが、福音派のキリスト教徒は他の主要宗教グループよりワクチン接種に抵抗を示している。経済専門メディア「ウォールストリート・ジャーナル」が7月29日報じた。
「宗教と国民生活との接点」を研究する超党派団体「公共宗教研究所」(PRRI)と、宗教間の協力を目的とした非営利団体「インターフェイス・ユース・コア」が行った調査によると、6月の調査では白人福音派の約24%がワクチンを接種するつもりはないと答えた。3月は26%だった。
様々な人種の福音主義者は、米国人口の約4分の1を占める。保健当局者は、彼らにワクチン接種を受けるよう説得することが、最近のコロナ感染者増の原因となっている変異ウイルス「デルタ株」の拡散を遅らせるために重要、と述べている。