昨年末で紙媒体での発行を終了した「牧会ジャーナル」が、インターネットのサイト上で発行するWeb版への移行を目指して準備が進められていたが、このほどWebパイロット版が公開された。発行はこれまでの「いのちのことば社」から、Web版では「牧会塾」へ移行する。

 Web版「牧会ジャーナル」では、牧会学入門、神の民の再建を目指して(坂野慧吉)、説教と牧会(藤原導夫)、心の生活習慣病(太田和功一)、教会のためのコラージュ入門(藤掛明)、心の旅路を見つめて(堀肇)といった、これまでのレギュラー執筆陣に加えて、ナウエンに学ぶ(小渕春夫)、牧師夫人の窓、地方からの便り、牧師の背中、など新しい執筆者による新連載も加わる。

 紙版が季刊だったのに対し、Web版は毎週月曜日に何本かの記事を更新していく。パイロット版は4月20日まで無料公開されているが、以後は有料(2年間で3000円)。有料購読者は、特集記事や過去の「牧会ジャーナル」のバックナンバーも読むことができる。購読申し込みをするとパスワードが発行される。申し込み方法はWebパイロット版で。
http://www.journal.pastors.jp/

 Web版「牧会ジャーナル」は有料購読者が300人以上になった時点で発行継続を決定する。3月18日現在で購読申し込みは166人。牧会ジャーナル編集委員会では発行継続のため、早めに購読申し込み手続きを、と呼びかけている。