いわき3・11集会 4月後半に放射能測定所を開設。地域の交流・支援センターとしても
いわき市3・11追悼式(いわき市牧師交流会世話役会、いわきキリスト教連合震災復興対策ネットワーク〈CERS〉主催)が3月11日、いわき市中央台鹿島のいわきアッセンブリー教会で開かれ、市内諸教会が集い、追悼の祈りを捧げた。
説教は同教会奥田冬樹牧師。イザヤ53章9節から「イエス・キリストの預言であり、わたしたちのために苦しみ、今もともにおられる」と語った。
いわき市の超教派の教会で構成される震災支援ネットワークのCERSは今後、食品放射能大型測定機2台を導入する予定。4月時点では、すでにセンターとなる50坪ほどの場所も確保し、測定機は4月中盤に納入し、4月後半に開所式を催す予定。センターは、講演会開催、カフェ、情報交換、避難している人々の手作り工芸品販売、職業相談など多様な交流の場となることが期待されている。住吉英治牧師(CERS委員長、同盟基督・勿来キリスト福音教会)は「福島県全体の除染の対策がなされるように」と祈りを要請した。
CERSブログ http://ameblo.jp/iwakicersnet/
各地の3・11集会について本紙3月25号で全体的な概要を、本速報で仙台、福島、岩手、青森、南三陸町、石巻市の集会の詳細と祈祷課題を掲載いたしました。
写真=説教を語る奥田冬樹牧師(住吉英治提供)