横浜共立女子聖書学院校長を務め、1960年代の喫茶店伝道のパイオニアとして、またコンテンポラリー賛美の啓発を通して、日本宣教に貢献したバーニ・マーシュ氏が、出身地の米国アラバマ州バーミングハムの病院で、12月7日亡くなった。死因はコロナ感染症による肺炎。93歳だった。

1955年来日、横浜共立女子聖書学院校長を3年間務める。喫茶店伝道を計画していた中国人の朱家語さんと出会い、63年の「横浜福音喫茶メリー伝道」開始草創期からその働きに携わった。その後、新宿、京都でも喫茶店伝道を行い、また小坂忠氏とともに賛美と礼拝のセミナーを開始する。82年に京都で教会を設立(現JEC京都クリスチャンフェローシップセンター)、その後、浜松クリスチャンセンター、桜台恵み平安キリスト教会で牧師として奉仕し、2018年に退任。22年2月に療養のため帰国していた。著書に『大通りに出て行って』(生ける水の川)。

前列左から2人目。2013年7月5日「横浜福音喫茶メリー伝道50周年感謝集会」で