【CJC】名誉教皇ベネディクト16世が、12月31日9時34分、バチカン市国で逝去した。

バチカン広報局は「名誉教皇ベネディクト16世が12月31日9時34分、バチカン市国のマーテル・エクレジエ修道院で逝去したことを、悲しみをもってお伝えする」との声明を発表した。

95歳であったベネディクト16世は、2013年2月28日退位の数カ月後から、バチカン市国内のマーテル・エクレジエ修道院で祈りの生活を送っていた。

教皇フランシスコは、12月28日、バチカンで行われた一般謁見で、ベネディクト16世の重い病状に触れ、「沈黙のうちに教会を支えている」名誉教皇を「主が最後まで彼を慰め、支えてくださるよう」、特別な祈りを信者らに願っていた。