地域教会が協力して震災復興支援に当たる宮城県の「仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク(東北ヘルプ)」と福島県の「いわきCERSネット」が共同運営する食品放射能計測所の第2号がいわき市に開設された。5月12日の開所式には、市内や県内の教会はじめ支援のキリスト教諸機関から来賓が出席した。  放射線による不安が大きい福島県では、家族が県外に避難した人、避難したくてもできない人、乳幼児を抱えた人、原発周辺から県内各地に避難してきた人など、様々な事情の違いがある。反原発運動に取り組む人がいる一方で、原発や放射線