東北、北関東の太平洋沿岸に大きな被害をもたらした東日本大震災。だが、東京大学地震研究所は、「4年以内にマグニチュード7クラスの首都直下型が発生する確率は50%」と発表。東海地震、東南海地震もいつ起きてもおかしくない状況だという。このことを受け、これまで東日本大震災の被災地支援をしてきたクラッシュジャパンの栗原一芳さんは「東京大震災に今から備えたい」と、次期東京災害対策担当者に就き、「東京大地震ブログ」を立ち上げた。
 栗原さんは、「東日本大震災では起こった後でも各地で神様のすばらしい御業を見ることができた。東京は起こる前からでもすばらしい神様の御業を見たい。東京の教会に大地震の備えに対する意識をもってもらうと共に、ぜひネットワークづくりをし、来るべき日のためにやれるだけのことは何でもやりたい」と抱負を語った。(中田 朗)

 「東京大震災ブログ」はURL http://tokyodisaster.blogspot.jp/

写真=AERA別冊「震度7を生き残る」。一般では首都圏大震災への危機意識が高まっている