教会が無かった南三陸町に開設されたクリスチャンセンター「愛・信望館」で初の礼拝が6月10日午後、開かれた。

 午後3時からの礼拝に先立ち、2時からは教会学校(子どものためのフレンドパーク)もあった。前日に催された子ども向けイベント、わくわくバルーンに集った地元の子どもたちも参加し、ゲーム、暗唱聖句、メッセージとグループに分かれての祈りがなされた。

 礼拝では、継続的に支援に関わる加古川バプテスト教会のスタッフ、チャーチスクールの若者らが、ゲームを取り入れながら場をなごまし、司会、賛美リードをした。
 説教は中澤竜生牧師(基督聖協団西仙台教会)の予定だったが、当日体調を崩したため、急きょ、佐藤弘司牧師(日本ルーテル同胞教団仙台新生キリスト教会)が取り次いだ。
 復興支援を振り返りながら、マルコ2章で、天井から4人の人が病の友人を、イエスの前に吊りおろした話を東北弁も交え、語り話口調で話した。
 礼拝には、支援関係者に加え、クリスチャンで南三陸町に嫁ぎ40年一人で信仰をもち続けた女性や市のボランティアコーディネーターらも参加した。

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