東京・大阪の公教育の現場で君が代起立斉唱は処罰を伴った職務命令となる中、昨年から大阪で始まった「君が代強制反対キリスト者のつどい」が今年7月13日、東京でも開かれた。場所は新宿区西早稲田の早稲田奉仕園スコットホールで。改革派西部中会世と教会に関する委員会、日本長老教会社会委員会、日本同盟基督教団「教会と国家」委員会、日本ホーリネス教主催団福音と和解委員会の共催だ。

 君が代強制が教会に問うている問題を考えるとして、キリスト教史から山口陽一氏(東京基督教大学)、学生、若者伝道の働きから山崎龍一氏(キリスト者学生会総主事)、都立高校の現場から岡田明氏(東京都立高校教諭)がそれぞれ講演した。
 岡田氏は教育現場での現状を報告するとともに、団塊の世代が退職し、問題に関心を持つ同僚が減る中で、クリスチャン教員が連帯していることを述べ、教会に祈りを呼びかけた。

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