熱心なクリスチャンで、若手政治家として将来が期待される柴橋正直衆議院議員を支える「東京百人会」(三谷康人会長)は9月11日、朝食会も兼ねた「第1回勉強会」を東京・千代田区大手町のKKRホテル東京で開催。同会副会長で人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社代表取締役社長」の青木仁志氏が「人を幸せにする経営」と題して講演した。

 青木氏は国力、企業力を高めるために重要となってくるのが理念経営だと言う。「理念経営とは理念を中心に据え、誰のため、何のため、なぜこの会社を興し経営しているのか、といった理念と目的を軸に据えた経営。それを軸にして経営していけば人が育ち、長期的、本質的、客観的な視点に立った経営もできます」
 一方、利益を目的にした経営は、「商品偽装や拝金問題など、売れればよいという誤った経営となっていく」と指摘。 「日本が再出発する時代は、いつも理念の重要性が説かれ、理念を大切にする経営者によって繁栄してきた。今こそ、目標経営から理念経営へと大きく変わる必要がある」とも強調した。(中田 朗)

写真右=柴橋議員百人会第1回勉強会で講演する青木氏