9/13紙面:別刷り教育特集:「戦後70年」を問い直す 建学の精神、信教・学問の自由
本紙9月13日号別刷りで、教育特集を掲載します。
…先の大戦下、教会同様、多くのキリスト教主義学校は、神に従うよりも、軍国主義に従わざるを得ないように追い込まれた。
戦後70年がたち、戦後創設された学校も、経済主導、少子化、教育の多様化、歴史の見直し、平和が脅かされる国内外の情勢…揺れ動く世界のただ中に立たされている、と言えよう。
現在の社会情勢の中で、キリスト教主義学校はいかに、その建学の精神を持ち続け、世の光となり、学問を守り、学生を育てていけるか。議論を喚起し、問題を考える…
内容
○「戦後70年『北星学園平和宣言』を確かめて」(酒井玲子 北星学園・学園長)
○「社会のひずみに抗して守る 子どものいのちと人権」(第26回全国キリスト教学校人権教育セミナー)
○「戦時中の恵泉女学園とその後の平和教育」(吉川俊子 恵泉女学園短期大学名誉教授)
○「沖縄から考える戦後70年一戦争体験世代の記憶と思い」(中原俊明 沖縄キリスト教学院大・同短大学長)
○「教会も国家も、神と神の言の下に」(山口陽一 東京基督教大学大学院神学研究科委員長)
※別ページでも、全国キリスト教学校人権教育セミナーから、分科会「道徳の『教科化』とキリスト教学校」、戦後70年特別講演「戦後処理とアジア—残された植民地支配の清算—」(内海愛子さん 大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長、恵泉女学園名誉教授)を報じます。
【関連】
○人間性をはぐくむ 聖書教育 キリスト教主義学校特集 2016年6月3日
○7/19紙面:北星学園・高橋理事 明治学院で講演 大学の自治、キリスト教主義の課題投げかける 2015年7月10日
○「建学の精神」を全学で具現化 キリスト教主義学校特集 2015年6月4日
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