キリスト教主義学校のフェリス女学院大学の学生団体「エコキャンパス研究会」は企業と共同で、このほど環境に配慮した「エコ傘袋」を製作。11月3、4日に開かれた大学祭「Ferris Festival 2012」で販売した。

 「エコ傘袋」は、シャワーカーテンの製作途中に残った布を再利用するもので、製作の過程でダイオキシン、CO2などの有害物質が発生しない環境に配慮したもの。製作には傘やシャワーカーテンなどを製作するホワイトローズ株式会社が協力。「実際に長く使ってもらう」ことをコンセプトとし、事前に同大学生100人にアンケートを実施し、デザインをオレンジ、ピンクと紺の縦じまの3種類を考案した。問い合わせは同大学企画・広報課tel 045-812-9624まで。(中田 朗)

写真右=エコ傘袋を着けた傘をもつ女子学生と指導教員の佐藤輝さん(右)
写真下=エコ傘袋にはオレンジ、ピンク、紺の縦じまの3種類ある