昨年12月の解散総選挙で岐阜1区から出馬した民主党の柴橋正直氏。だが12月16日の開票では、自民党の野田聖子議員に3万5千票もの差をつけられて大敗、落選し、議員職を失った。しかし、「私自身は選挙で負けた時も、恐らく全国の誰よりも元気な落選候補者だったのでは」とクリスチャンの柴橋氏は言う。「『私はあなたを離しません』と祈り格闘し、神様との一致を得ていたので、この先、神様は必ず私に約束した祝福を与えてくださるという確信をいただいていたのです」。柴橋氏は投票日の翌日から街頭に立ち、4年後の衆院選を見据えて再出発した。【中田 朗】

 「今は統計学が発達していますから、事前にどのくらいの得票かが分かる。正直、解散後の選挙は厳しいな、という印象をもちながら選挙活動に入っていった。もともと、神様がやれと言ったのでこの仕事に入ったが、あまりに反応が悪いので、『こんなに一生懸命やって理解されないのなら、やってられない』とも思いました…」
 12月4日火曜日から選挙戦スタート。だが、「神様との一致がなかった」と柴橋氏。「本当に厳しい選挙だった。祈りに祈り、街頭に出ては祈り、家に戻っては祈りながら神様と格闘していた。そして神様と一致できたのは投票日2日前の金曜日の朝。『私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ』(創世記32・26)という祈りを切らさなかったからと言ってくださったのです」
(中田 朗)

写真右=VIP高輪台オーナーズで講演する柴橋氏
写真下=毎年恒例の元旦の街頭演説