10/11号紙面:日本伝道会議に向けて 未来に継続する 会議作り目指す
2015年10月11日号 5面
関西宣教フォーラム2日目にJCE6アワーが開かれた。JCE6実行委員長の竿代照夫氏が挨拶に立った。「前回のJCE5で会議の継続性について話し合われた。今回次の会議へのロードマップを作ることが必要。ビジョンを見直し、新しくし、新たな連携で進もう。この思いをテーマ『再生へのRe-VISION』に込めた。神戸のJCE6への取り組みが、教会間協力のモデルになると期待している」
JCE6プログラム局長の小平牧生氏から「準備を進める中で、協力して一つのことをする喜びがある。15のプロジェクトが組まれて進んでいるが、この前進が宣教協力の大きなうねりとなるよう願っている」
開催地委員の岩上祝人氏は神戸コイノニアについて説明した。「神様は人の交わりを通して働かれる。参加者が受け取ったものを分かち合うテーブルミーティングを行い、分かち合ったものを各自の教会に持ち帰り、教会の交わりの充実につなげていきたい。参加者2千人を8人のグループに分ける。250人以上のコイノニアリーダーの育成をしている」
開催地副委員長の正木牧人氏は「今回のJCE6は参加者が主体的に参加するプロジェクト。宣教協力のインフラ作りだ。日本の教会が宣教のために連携し、次世代継承のネットワークができたらと願っている」
同じく開催地副委員長の鎌野直人氏が、JCE6に向けたアンケートを呼びかけて参加を促し、開催地委員長の大嶋博道氏が祈りを導いた。
同日午後には同会場で開催地委員会主催の「JCE6 1年前キックオフ・ミーティングプログラム」を開いた。プロジェクトと開催地が立ち上げた神戸アナロギア6委員会についての報告があり、9のテーブルに分かれてテーブルミーティングをした。プロジェクトの全国への展開の可能性をはかり、各プロジェクトと神戸アナロギア委員会との情報交換と、新たな協力を生み出す機会となることを目指したもので、当日のシミュレーションともいえる話し合いの場になった。