福島第一原発から最も近い教会で、震災後「流浪の教会」として各地を転々とし避難生活してきた保守バプ・福島第一聖書バプテスト教会(佐藤彰牧師)は、福島県いわき市泉町に故郷・双葉郡大熊町に向けて翼を広げた形の第5会堂「泉のチャペル(愛称・つばさの教会)」を建設。献堂式が5月11日、同所で開かれた。当日は、県外に避難中の信徒たち、国内外の支援教会やいわき市内にある教会の牧師、信徒など約400人がかけつけ、献堂を祝い、喜びを分かち合った。 (中田 朗)

写真左=献堂式で語る佐藤彰牧師。当日は400人がお祝いにかけつけた。
写真左下=列席者に涙ながらに感謝の意を表す佐藤将司副牧師
写真右下=故郷の方角に翼の羽を広げた形の泉のチャペル