イスラム系過激組織ISによると見られる連続無差別テロが、12日レバノン・ベイルート、13日フランス・パリで発生し、それぞれ43人、129人の犠牲者を出した。

世界教会協議会は、14日に、フランス、レバノンの教会へ向けて連帯のメッセージを送り、公開している。合わせて声明を発して、テロ行為を強く非難。信仰と善意をもつ人間として、互いを尊重し、ケアする在り方を想起するよう求めた。

また、「神や宗教の名によってなされるテロ、暴力はゆるされない。民主的で、知恵のある、人権の価値でテロと戦わないといけない」と述べている。

フランス・プロテスタント教会連合(United Protestant Church of France)は、14日に、諸教会に呼びかけて、全能の神に信頼して祈ること、様々な機会に話し合い、涙、怒りなどの思いを共有すること、信頼を築く連帯と友愛を保つこと勧めた。

世界教会協議会(英語)https://www.oikoumene.org/en/