寝たきりでも礼拝に行ける場を 社会福祉士 倉岡美奈さん
大阪府寝屋川市・地域包括支援センターの社会福祉士、倉岡美奈さん(アドベント・KCC萱島キリスト教会)は「寝たきりになっても礼拝に行ける」デイサービスを自宅で始めるために、3年前に教会の近くに家を買った。高校生の子どもたちが独立したら「エリムの家」と名付けたここで、認知症になっても、足腰が不自由になっても、みんなといっしょに安心して過ごせて、共に賛美歌を歌い礼拝ができ、在宅介護で疲れた人たちも憩える場所を作りたい。倉岡さんは支援センターの仕事を通して地域の高齢者が抱える問題から学び、教会の人々の声に耳を傾けながら、少しずつ準備を始めている。【藤原とみこ】(詳細は2016年1月3,10日新年特別号で)