2月21日号紙面:バレンタインはフェア・トレード・チョコを 購買で児童労働搾取なくそう 「社会の中で聖書の価値観に従う」
バレンタインデーと言えば、チョコレート。だが、私たちが普段おいしく食べているこのチョコレートの原料は、西アフリカのカカオ畑で28万4千人の14歳以下の子どもたちによって作られているという。しかし、不公平な搾取が横行する一方、公正公平な貿易によるフェア・トレードのマークのついたチョコレートは、児童労働や搾取が行われていないことを保証する。私たちの購買行動が、現地の人々のよりよい暮らしに直結するのだ。2月14日のバレンタインデーが近づいた6日、チョコレートでフェア・トレードについて学ぼうと、キリスト教経済倫理専門で、大学内でフェア・トレード運動に取り組んできた東方敬信氏(青山学院大学名誉教授)を講師に招いて「TBCバレンタイン特別セミナー」(東京バブテスト教会〔TBC〕Salt & Light MinistryとDiplomats’ Fellowship主催)が、東京・渋谷区鉢山のTBCで開催された。【中田 朗】