テノール歌手ベー・チェチョル氏復活物語 映画「ザ・テノール」10月全国ロードショーへ
「アジア史上最高のテノール」と言われ、世界を魅了したオペラ歌手ベー・チェチョル氏。だが、ある日、声帯のある喉に甲状腺がんを患い、手術によって声帯の神経の一部を切断し、歌声を失う。絶望のどん底に突き落とされたベー氏を支えたのは、日本人プロデューサー輪島東太郎氏だった。ベー氏は日本人医師、一色信彦氏から声帯機能回復手術を受け、歌声を回復。長い、苦しいリハビリと発声練習を経て、テノール歌手として再び日本人のファンが待ち望む復活の舞台に立つ。この実話をもとに制作された映画「ザ・テノール」が、10月11日から日本全国で公開される。ベー・チェチョル役をユ・ジテが、彼を支える日本人音楽プロデューサー役を伊勢谷友介が演ずる。上映時間は2時間1分。詳細は URL http://the-tenor.com/ で。(中田 朗)