8月19日の豪雨によって、広島市安佐北区、安佐南区では、土砂崩れがあり、大規模な被害があった。
 市内のキリスト教会による、広島宣教協力会(会長=拝高真紀夫[広島福音自由教会牧師])は、救援団体の日本国際飢餓対策機構などと協力し、教会関係者の被害を把握して、近隣地域も含めた支援を検討している。

 以下、教会と地域の情報(9:00ころ取材)

 安佐南区の日本バプテスト同盟広島平和キリスト教会(大谷孝志牧師)は、玄関先まで土砂が来たが、会堂は無事。信徒の家については、山沿いにある家も無事。
信徒で避難所や、親戚、家族宅に避難している人たちがいる。インフラ、停電、断水などは、12時間で回復。膝下まで水がたまり、外出が困難。消防なども、水のため、重機や車を出せない。信徒で、がれき排除を求めている。

[祈祷課題]
 地域の安心のため、被害で亡くなられた八木地域の25人の方々の家族のため。

 安佐北区、安佐南区に3チャペルを有する広島福音自由教会は、各チャペルは無事。安佐北区の可部チャペルで電話が不通となった。
 青年の信徒で、車が流された。たたみの床上浸水もあったという。

[祈祷課題]
市内の牧師、信徒で、土砂や撤去作業をする。
地域の人々のために何らか応援をしたい。

 広島事務所を有する日本国際飢餓対策機構は、緊急食料としてパンの缶詰300缶(約450人分)とミネラル・ウォーター500人分を提供する。地元教会関係を通じて、断水している地域に配る予定だ。
 復興段階では、物資配布や泥だしなどのボランティアの準備をしている。http://www.jifh.org/news/2014/08/post-285.html
 今後、大雨などによる二次被害についても心配する。

 今晩、市内の教会による、広島宣教協力会は、日本国際飢餓対策機構、また救援組織クラッシュジャパンとともに、緊急の祈祷会、会議を開き、復興のための対策を練るという。