首都圏にある教会が熊本地震で被害を受けた教会を支援しようと、現地で支援活動を行う九州キリスト災害支援センター熊本支援ベースディレクターの中村陽志牧師から現状を聞く「熊本支援の首都圏連絡会」が5月5日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開かれた。
当日はすでに現地を訪問し、支援活動を行っている首都圏の牧師や支援団体スタッフ、これから支援をしようと考えている教会や教団の代表などが集まり、中村氏から報告を聞いた。
被災者でもある中村氏は、4月14日午後9時21分に地震が起きた時の様子を証しし、九州キリスト教災害支援センターの立ち上げの経緯や、現地の状況などを報告。東北や海外から多くのボランティアが来て活動していると話した。祈りの課題として、①被災した人々・町の回復と癒し、②熊本・九州の教会の一致のため、③教会の癒しと復興のため、④経済的な必要のため(5月末までの当面の必要1,200万円)、⑤ボランティアの働きのため、⑥熊本センターの場所の確保、を挙げた。
報告の後、祈りの課題を覚えて共に祈り合った。

5月22日号6面
DSC_0078DSC_0086集合写真