アーカイブ: レビュー - ページ 126

レビュー

Movie「光のほうへ」――心の暗闇から解き放つ愛の光

衣食足りて礼節を知るといわれる。だがそれは、衣食の足りる生き方にもよるのかもしれない。国民の8割がルーテル系国教会に所属するが、礼拝出席は5%程度といわれる。'もっとも幸福な国'と評された福祉国家デン…
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Movie「幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION~」――努力して、進まない明日はない

(c)2011 able映画製作委員会 サブタイトルの'INCLUSION'(インクルージョン)という言葉に、耳慣れていない方がおられるかもしれない。福祉の用語としては、「全ての人々を孤独や孤立、排除…
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CD「Dear Mama~お母さんへ~」I.Ary(アイ・アリー) ――若々しい感謝のことば

ジャケットは「ギフト用カード付きCD(税込1,365円)」(左)と(右)(税込1,575円)の二種 母の日に向けてつくられたCDで、岩本正樹プロデュースで(アイ・アリー) が歌っている。のファーストミ…
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Movie「マイ・バック・ページ」――社会革命に胸を熱くした時代の青春と挫折

(C)2011映画「マイ・バック・ページ」製作委員会 1971年(昭和46年)に埼玉の陸上自衛隊朝霞駐屯地内で歩哨に立っていた自衛官が刺殺され、現場に新左翼のヘルメットが置かれていた朝霞自衛官殺害事件…
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Movie「4月の涙」――内戦の狂気のなか儚くも信念に生きた男女

 100年ほど前、フィンランドで内戦があったというイメージがあまりない。まして、片方の陣営は'男女平等'の理念から女性の志願兵を受け入れ、2000人ほどの女性が兵士として戦った。 その内戦末期に、敗走…
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Movie「戦火のナージャ」――何のために神は生かしてくださったのか

(c)2010, GOLDEN EAGLE. 独ソ不可侵条約を破棄し宣戦布告のないままソビエト領に攻め込む惨状を描きながら、戦争の理不尽な極限状況に在ってもその恐怖を乗り越えさせる人間性の奥底にあるも…
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