「内心の自由を奪い処罰する『共謀罪』の廃案を求めます」「宗教者九条の和」声明
5月19日、参議院議院会館内にて、「内心の自由を奪い処罰する『共謀罪』の廃案を求めます」「宗教者九条の和」声明「呼びかけ人」記者会見を行った。
声明文は先月25日に発表された。その後呼びかけ人が、仏教、カトリック、プロテスタント、新宗教、神道あわせて宗教者49人、呼びかけ団体は15団体に増え、今回の記者会見に至った。呼びかけ人の中には創価学会有志も含まれている。
記者会見では、壇上に8人の宗教者が並び、それぞれがアピールを行った。カトリック修道女のシスター清水靖子は、巨大帝国に服従する傀儡政権の全体主義という今日の日本の状況は、イエス・キリストの生きた時代に非常によく似ている、と、アメリカをローマ帝国に、安倍首相をポンシオ・ピラトに例え、イエスがそうだったように、決してこれに負けてはならないと訴えた。
その後、当日参加できなかった呼びかけ人の一部から寄せられたメッセージが読まれ、新聞「赤旗」、仏教タイムス、東京新聞からの質問に答え、終了後には国会まえでそれぞれの形で平和の祈りを捧げた。
今後、「宗教者九条の和」では、声明に対する賛同人を募っていく。第1回目の集約は6月16日(金)。
また、5月31日には日本教育会館(東京 一ツ橋)にて「共謀罪」阻止・憲法改悪阻止をめざす宗教者・信者全国集会が開催される予定である。(日本カトリック正義と平和協議会
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