日本キリスト教奉仕団が連続公開講座 「発達障がいを理解して、ともに歩む」
障害者の就労施設を運営、併せて生活全般を支援している社会福祉法人日本キリスト教奉仕団(山田貫司理事長=東京・新宿区)では、近年メディア等を通し、社会的認知度が高まっている発達障害に関して、医療・福祉分野の研究者や職員、当事者だけでなく、広く一般市民にも理解を深めてもらおうと、4月から無料で連続公開講座「発達障がいを理解して、ともに歩む」(月1回全12回)を開催している。神奈川県座間市と東京都板橋区にある同法人の施設2か所を会場に、当事者らを含む地域住民に参加を呼び掛け、発達障害の特徴や支援の必要、支援の実例などを紹介し、当事者を地域のNPO法人、医療、社会福祉、教育現場、行政などが連携して支援する体制づくりに繋げたい考えだ。今回、講座を企画したのは、同法人理事で学習障害の当事者でもある藤堂栄子(星槎大学特任教授)さんだ。(6月25日号で詳細)