命奪われた連合軍捕虜たちを追悼 第23回英連邦戦没捕虜追悼礼拝
第二次世界大戦中、日本のアジア・太平洋地域への侵略により、強制連行の後日本に移送され、命を奪われた連合軍捕虜たちとを追悼する「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」の第23回が8月5日、神奈川県横浜市保土ケ谷区狩場町の英連邦戦死者墓地で開かれた。関田寛雄氏(日本基督教団牧師)がイザヤ書2章2〜5節から「剣を鋤に、槍をも鎌に」と題して追悼の辞を、英連邦・旧連合軍代表、英国在郷軍人会東京支部のアーサー・ホーティン議長、主催者代表の奥津隆雄氏が挨拶した。その後、各国の墓地を周り、戦没捕虜たちの碑の前に追悼の念を込め、花輪をささげた。
当日は、追悼礼拝発起人の一人、故・永瀬隆氏の生涯を描いたドキュメンタリー映画「たった一人の戦後処理」を見て参加したことも多く、例年以上に参加者があった。