「被造物保護と福音」東アジア会議 ボウカム氏講演を中心に レポート・山口希生(東京基督教大学共立基督教研究所)
急激な経済発展、工業化の中で、環境問題、健康被害など、様々な局面で神が創造された世界が損なわれる課題が深刻化している。急速な開発が進んできた東アジア地域において、この問題は顕著だ。国際ローザンヌ運動は「被造物保護」を福音宣教のテーマとして2010年の第3回世界宣教会議で設定。世界福音同盟(WEA)と共催して、被造物保護と福音ネットワーク(LWCCN)の地域会議を世界の各地域で巡回してきた。
この東アジア会議(EAC)が、台湾の台湾基督長老教会聖経学院で、7月24~28日に開催された。神学者、宣教団体、ビジネスパーソン、NGOほか、多様な分野で被造物保護に取り組むクリスチャンが東アジア各地から約150人参加した。日本関係者は台湾からの参加を含め13人だった。同会議に参加した青木勝氏が、世界的な潮流を踏まえ、聖書学者の山口希生氏(東京基督教大学 共立基督教研究所)が聖書学リチャード・ボウカム氏の講演を中心に報告する。
【関連記事】
○福音主義神学会西部部会 「諸力としての罪」と「人間が犯す罪」二項対立的でなく統合的アプローチを 春期研究会議で山口氏2017年5月21日
○環境、災害、青年、子ども 第6回日本伝道会議 各プロジェクトから22016年6月30日
○[レビュー]政治、宗教改革と現代、「焚き火」2017年6月13日
▽週刊クリスチャン新聞は電子版も配信(毎号発行日前々週の金曜日)します▽
ウェブ版http://クリスチャン新聞.com/csdb/
電子紙面版http://kotobasha.e-manager.jp/
一部の記事を閲覧できる「無料版」、すべての記事を閲覧できる「有料版」があります。 有料版では紙面版、ウェブ版、オンラインHP http://クリスチャン新聞.com/(速報なども含む)のすべての記事、バックナンバーの閲覧、情報ブックweb版http://クリスチャン新聞.com/jb/の利用ができます。