日本人初の救世軍士官として人助けに生涯を捧げた山室軍平の生涯を描いた映画「地の塩 山室軍平」(東條政利監督)が、10月21日から、東京・新宿の新宿武蔵野館、岡山市のシネマ・クレール丸の内他、順次ロードショー。
山室軍平は、娼妓自由廃業運動、労働紹介所の設置、歳末慈善鍋(社会鍋)、児童虐待防止運動など、様々な活動を行って来たが、映画では、母の愛で育ち、キリスト教と出合うことによって、人助けに邁進していく、信仰に一途で、純粋な軍平を描く。主演は森岡龍。監督の東條氏はクリスチャンではないが、「山室軍平を描くには、信仰の部分は絶対に外せない」とし、明治時代の社会状況と共に、山室軍平の信仰部分を忠実かつ詳細に描いている。工藤弘雄氏(イエス・キリスト・香登教会牧師)は「観終わって一陣の愛の風が吹き抜けていくような爽やかさを感じさせる秀逸な作品」と評している。全国共通鑑賞券1,400円税込。初日舞台挨拶決定。詳細はURL http://yamamurogunpei.com/