来日中の国際的なクリスチャン・ジャーナリストのフィリップ・ヤンシー氏が長崎を取材訪問した。今回のタイミングで来日した大きなきっかけは、一昨年マーティン・スコセッシ監督により映画化された遠藤周作の小説『沈黙』がある。長崎のキリシタンを題材にした作品だ。長崎の爆心地、各天主堂、キリシタンゆかりの場所、遠藤周作文学館などを訪ねた。
今回の来日を記念して出版された『ソウル・サバイバーー私を導いた13人の信仰者』で紹介された13人の1人が遠藤だ。原爆、キリシタンの歴史、遠藤の問いを受け止めた、ヤンシー氏の今後の執筆も期待される。

ヤンシー氏の日本滞在後半では、熊本、福岡、大阪を訪ね、交流と講演をする。
《ヤンシー氏今後の講演予定》
【熊本】24日午後2時〜。熊本市中央区の熊本ナザレン教会で。熊本宣教ネットワーク主催。TEL090-9076-6525(中村)

【福岡】25日午後3時〜。福岡市早良区の西南学院大学東キャンパス西南コミュニティーセンターで。九州宣教ネットワーク主催。TEL092-806-0038(福岡福音自由教会)

【大阪】26日▽神学生集会「ヤンシー、神学生と語る」=午後2時〜。500円。▽特別講演会=午後7時〜。千円。両集会参加で講演会は半額。大阪市中央区の大阪クリスチャンセンターで。いのちのことば社主催。いのちのことば社主催問い合わせ先はTEL03-5341-6920

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