米クリスチャン・ジャーナリストで『神に失望したとき』『思いがけないところにおられる神』など、数々の著作をもつフィリップ・ヤンシー氏が、妻のジャネットさんと一緒に6年ぶりに来日した。来日は今回で4回目。ヤンシー氏は2月18日から「たましいの四季」をテーマに、神奈川県横浜市のJECA・本郷台キリスト教会、福島県いわき市の保守バプ・福島第一聖書バプテスト教会で、19日に宮城県仙台市の仙台聖書バプテスト教会で講演した。ヤンシー氏は、「悲しみ、苦しみ、痛みの中にあるあなたのことをすべてご存じ。神様はどんな経験も用いられるリサイクラーだ」と語った。
19日には、佐藤彰氏(保守バプ・福島第一聖書バプテスト教会牧師)の案内で、福島第一原発にいちばん近く、今も入るには許可がいる双葉郡大熊町、富岡町のチャペルを見学。防護服を身にまとったヤンシー氏は、佐藤氏の説明に、メモを取りながら熱心に耳を傾けていた。チャペルの中が7年前の地震発生当時のままで、まるで時間が止まったような様子にショックを覚えたという。
 ヤンシー氏は、20日に郡山、東京で講演。22日に長崎訪問の後、24日に熊本、25日に福岡、26日に大阪で講演する。(3月4日号以降で詳細)