霊性と祈りについて2人の影響力ある説教者の著書が翻訳された。『祈る パウロとカルヴァンとともに』(R・ボーレン著、川中子義勝訳、教文館、2千700円税込、四六判)は説教学などで知られる神学者の祈りの勧めと実例。「祈りは習うもの」として、Ⅱテモテの聖句、カルヴァンの解説と自身の祈り例を示す。詩人でドイツ文学者の訳者は著者の言葉の深さと、とりなしを重視する魂への配慮の姿勢を指摘する。いこいの水のほとりにて 魂への慰めのことばC・H・スポルジョン 著、R・H・クラーク編、佐藤強訳、いのちのことば社、3千240円税込、A5判)は著者の説教の中から慰め、癒しのテーマを聖書日課として編集。訳者はチャプレンとして病の人々と向き合う中で原書から励ましを受けた経験を述べる。

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○『しあわせの宗教学』『こころを整えるしあわせレシピ』『夫と妻のしあわせづくり』『『幸福と成功の秘訣Ⅰ』

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